ぶながやっ子ハウスは58号線を挟んで、東側は山になっています。大宜味の山にはまだまだ自然が残っているので、時折、いろいろな動物たちが顔を出してくれます。昨年あたりから、たまに、ヤンバルクイナの鳴き声も聞こえてくるようになったので、とても楽しみにしています。
何かいるよ!
久しぶりに良い天気で暖かかったので、みんなでぶながやっ子ハウスの前で遊んでいたときのことです。
突然、3年生の女の子が叫びました。
「見て! 山に何かいるよ!!」
みんな国道側のフェンスに集まってきました。
「何がいるの?」
「どこにいるの?」
「ほら! あそこにいるよ!」
「電線の所で動いてるよ!」
イノシシだ!!
「あ、イノシシだ!」
「うりぼうだ!」
「何か」を見つけた子どもたちが口々に叫んでいます。
確かにイノシシです。どうやら、「うりぼう」と呼ぶには少々大きすぎるオスの様です。口元の牙が見えませんから、まだ若い個体のようです。遠目に見ても、すでに中型犬を超えるくらいの大きさでしたから、リュウキュウイノシシにしてはかなり大きな個体ではないでしょうか。近頃、ニホンイノシシとの交雑が進んでいるそうなので、ひょっとするとリュウキュウイノシシとニホンイノシシのハイブリッドかもしれません。こんなに大きなイノシシが増えてくると、大宜味の山を歩く際にも、警戒が必要になるかもしれません。
そんなことにお構いなしの子どもたちは大喜びです。
「カワイイ!」
「だっこしたい!」
(まぁ、いいか。今日はそういうことにしておこう。)
少し苦笑いしながら、yamaはそんなことを考えていました。