自己肯定感や自己効力感など、いわゆる非認知能力が子どもたちに大きな影響を与えていることが広く知られています。ぶながやっ子ハウスでは、健全育成の一環として、子どもたちの非認知能力開発にも取り組んでいます。
yamaが大宜味に来たときからの知り合いにコーチがいます。もちろん本名ではありません。コーチとは、大宜味の子どもたちに対する夢や想いなどについて何度も語り合ってきました。そんなコーチが10月から、時々、ぶながやっ子ハウスを手伝いに来てくれることになりました。
そこで、その第1回目に、「想像力を鍛え、考える力を育てる学び」を子どもたちに知ってもらうためのお話しをしてもらうことにしました。
創造力を鍛え、考える力を育てる学び
持ってきてくれたパソコンや地球儀などを使いながら、コーチは子どもたちにお話してくれました。
初めて会うコーチに子どもたちも最初のうちは少し緊張していたようでしたが、コーチが見せてくれる様々な映像や資料に、子どもたちはどんどん引き込まれていきました。
この日は、森林がなくなってしまったためにゴミ捨て場でエサをあさるスリランカのゾウたちのお話でした。子どもたちは熱心に聞いていましたが、意見や感想を求められると、次々と自分の考えたことや感じたことを話してくれました。
これからもぶながやっ子ハウスのお手伝いをしてもらいながら、月に1度くらいずつお話ししてもらいたい、とyamaは考えています。
聞く力、話す力
yamaは、このお話にとても期待しています。子どもたちはきっと多くのことをこのお話から学び取ってくれるだろうと考えています。
最初に期待しているのは、聞く力と話す力です。話す力や聞く力自体も非認知能力なのですが、聞く力や話す力には、それよりももっと基本的な様々な非認知能力が関わっています。集中力や記憶力はもちろん、思いついたことや言いたいことを我慢する力、発表してタイミングかどうかを見極める力などなど、他にもたくさんの能力を必要とします。何度か続けていくうちに、子どもたちの様々な能力が刺激されることでしょう。
最後にコーチに書いてもらった提案書の一部を載せておきたいと思います。できましたら、是非、ご一読ください。
kangaeru