子の季節になると毎年、yamaはクワガタを集めています。大宜味の森のあちこちにトラップを仕掛けて毎晩の様に見て回るのです。今年はヒラタクワガタは好調ですが、ノコギリクワガタはあまり集まっていません。
クワガタトラップの見回り
クワガタ用のトラップには、クワガタ以外の生き物たちも沢山集まってきます。トラップを見て回るだけでも大宜味の豊かな自然を垣間見ることができます。ですから、毎年の夏休みには、ぶながやっ子ハウスの子どもたちを連れて、クワガタトラップを見て回ることにしています。
今日は今年初めて子どもたちを連れてクワガタトラップを見て回ってきました。
トラップを見て回る様子 | スミナガシ |
キノボリトカゲ | ナナフシを持つ子ども |
今年もたくさんの子どもたちを連れて、夏休み期間中に何度もトラップを見て回ることになると思います。
干潟観察
ちょうど干潮だったので、帰り道のついでに干潟のカニたちを観察してきました。
オキナワハクセンシオマネキ | ベニシオマネキ |
左から、ヤエヤマシオマネキ、ヒメシオマネキ、リュウキュウシオマネキ |
この日は之までで最多の5種のシオマネキを見ることができました。特に3種のシオマネキを1枚の画像に撮影できたのはラッキーでした。これで、見分けるポイントを子どもたちに説明しやすくなりそうです。
ちびっ子自然ガイドの夢
yamaが子どもたちを連れて海や山、川に出かけて、色々な生き物たちを見せているのは、ある夢があるからです。
大宜味村にはまだまだ豊かな自然が残っているのに、地元の人たちがその価値にあまり気づいていない様にyamaは感じています。子どもたちにそんな価値ある自然を知ってもらいたい、そして、できれば誇りに感じてもらいたい、と言う思いももちろんあります。けれども、それだけではありません。この豊かな自然には、大宜味村に様々なものをもたらしてくれる可能性があると思っています。上手く活用できれば、いろいろな意味で大宜味村を豊かにしてくれる、とyamaは考えています。
夜中に、色々な生きものを探し求めて大宜味の山の中を徘徊していると、予想以上の数の人々に出会います。その多くは自然ガイドに連れられて生き物を見て回る観光客たちです。観光客を案内して回っているのは、ほとんどが大宜味村外の自然ガイドであるようです。もちろんそれだけで食べていくのは大変だと思いますが、自然ガイドに需要があることは間違いありません。それに、大宜味の山なのですから、できれば大宜味の自然ガイドの方がいいに決まっています。いつの日か、ぶながやっ子ハウスで育った子どもたちが、大宜味の自然ガイドとして、大宜味の自然を守りながら、うまく大宜味の自然を活用してほしい、とyamaは願っているのです。