大保干潟
塩屋湾にはいくつかの干潟があります。そのうち最も広いのが、塩屋湾の一番奥にある大保干潟です。大潮の日にはかなりの面積が干上がるだけでなく、手軽に道路からも観察できるので、干潟の生き物観察には持って来いの場所です。
観察
ぶながやっ子ハウスの観察会では、ほとんど生きもや環境の説明はしません。子どもたちはそれぞれ好きなように生き物や自然と触れ合います。
シオマネキ
大保干潟での一番のお目当ては、なんと言ってもシオマネキたちです。
大保干潟でよく見かけるのは、次の4種類のシオマネキです。4種の見分けは結構難しいのですが、何度も見ているうちに子どもたちは自分で見分けられる様になっていきます。
オキナワハクセンシオマネキ | ヒメシオマネキ |
ベニシオマネキ | ヤエヤマシオマネキ |
※シオマネキの写真は全て、子どもたちが撮ったものです。
その他の生き物たち
大保干潟にはシオマネキ以外のカニたちも沢山住んでいます。軍隊ガニとして有名なミナミコメツキガニも見ることができます。
ミナミトビハゼ(トントンミー) | ミサゴ |
サカナのくせにあまり水が好きではなさそうなミナミトビハゼや、かなり大型のタカの仲間、ミサゴなども見かけます。今日はミサゴが魚を捕る様子を見ることもできました。アオサギやシギの仲間も見かけましたが写真は撮れませんでした。