書籍紹介 「愛着障害の克服」

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愛着障害の克服

出版社:光文社
発売日:‏2016/11/17
著 者:岡田 尊司 ‎

以前に紹介した「愛着障害」と同じ作者の本です。この本も全て親御さんや、子どもに関わる仕事に携わってる方に読んで欲しい本です。
愛着障害を抱えている子どもたちだけでなく、そうでない子どもたちもふくめて、子どもとの関わり方の大切さをわかりやすく示してくれています。ぶながやっ子ハウスの考え方や目指すところに非常に近い、と感じます。
ぶながやっ子ハウスは養護施設ではありません。当然、様々な問題を抱えている子どもたちも受け入れていますが、どちらかと言えば、まだ問題を抱えていない子どもや、まだ問題が大きくなる前の子どもたちが受け入れの対象です。どちらかと言えば、問題が起こる前に、問題が起こらないように気を配ることが目的です。その様な立場にるからこそ、愛着障害の問題は避けては通れない問題です。このような仕事をする以上、愛着障害の芽を抱えている子どもたちに接することは避けられないからです。
また、お子さんが原因がはっきりしない引き籠もりや登校拒否などの問題でお困りの親御さんには是非読んでほしいと思います。思わぬところに解決の糸口が隠れていることに気づかれることと思います。
特に注目して頂きたいのは「安全基地」と言う考え方です。読んで頂ければ、過保護や過干渉と「安全基地」との違いに気づいて頂けると思います。
 

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